2014-01-01から1年間の記事一覧

STAPについての感想

いやー終わった終わった・・・と、何回思ったかわからない本件なので、今後もまた何が起こるか、注視が望まれる。うそです。 WHAT問題 それがいったい何なのかという、ここではWHAT問題ということにすると、それは科学的に言えば2月〜3月の始めころでほぼ終…

SNPで病気や体質の予測

下記エントリについて。MYCODEとGenelifeの遺伝子検査結果を比較してわかったこと | 遺伝子と三角ちょっと前に身長を予測する遺伝的因子の論文が出ていた。http://www.nature.com/ng/journal/v46/n11/full/ng.3097.htmlこれによると、身長に影響する遺伝的因…

引用回数の多い論文

面白かったですノーベル賞受賞者の論文ですらランクインしない「世界で最も引用された論文トップ100」 - GIGAZINE The top 100 papers : Nature News & Comment適当にわかるものだけ、知ってるけど論文タイトルからはわからないので取り漏らしているものもあ…

日本人の血筋を追っていったら・・・

日本で、ランダムに1000人くらいの血筋を追っていったときに、その先祖あっ..分子生物学の知見ならびに遺伝学の法則の教えるところによると、父親または母親の持つ遺伝情報のうち子に伝わるのは半分である。祖父から孫に伝わる遺伝情報は1/4で、曽祖父からひ…

幼稚園での子供の写真

幼稚園で、カメラマンが撮影した写真の中から、自分の子のうつった写真を選ぶことで潰れている日曜の朝の時間である。むかしなら、写真は幼稚園や学校に掲示されているから選ぶのはお母さんや子ども自身の仕事だっただろうが、今となっては写真屋さんのサイ…

高橋政代先生が怒っていらっしゃった

STAP論文がリトラクトされました〜。長かった、と思われるかもしれませんが、感覚からすると、一般的な科学論文のリトラクトまでの時間で考えると早かったのでは?あの長寿GWASのScience論文とか、めちゃくちゃだったのに1年かかってたしなぁ。まあこっちは…

笹井先生の会見

率直な感想として、「正直に言い訳した」って感じで面白かったです。笹井先生ご自身は、うわさに聞く通り優秀な方なのだなぁと思いました。会見を聞いていて楽しかった。大衆の意思を操作することで、科学の世界をねじ伏せようとする小保方会見のような恐ろ…

STAP問題

まあなんというかね、ああいうタイプの研究者って、まぁ他にもいるとは思うんですよね。笹井さんには災難だったと思うけど、ここは広い視野に立って進退の判断をしていただきたいところではあるなぁ。こういうのは研究者にしかわからんもんなのかなぁ。未だ…

STAP細胞

について何か書いたような気がしますが、削除しました。ごめんなさい。研究者として見ますと、本件はもう科学としてはほぼ決着はついていますから、政治的なほうもどうぞ早めにお願い致します(かなり主張を弱めた)。ジャーナリストの方々に於かれましては…