STAP細胞

について何か書いたような気がしますが、削除しました。ごめんなさい。

研究者として見ますと、本件はもう科学としてはほぼ決着はついていますから、政治的なほうもどうぞ早めにお願い致します(かなり主張を弱めた)。

ジャーナリストの方々に於かれましては、今回の件を糧にしていただいて、最先端の生命科学においては「真実」なるものはわりと曖昧なものですから、ベイズ推定的な考え方をされたほうがよろしいかと存じます。頻度論的に考えると「我が国を代表する理研の研究成果がNature誌に発表された!」とか言ったらこりゃ危険率5%で真実だよ、もう間違いないや、ってなるかもしれませんが、ベイズ推定をすれば、真実味が高いなぁ〜くらいに落ち着き、その後の再現性確認やらもろもろ論文の問題点によってまた真実味が次第に落ちていく、という至極当然の方向性になっていたのではないかと思われます。