骨折を、予測する。
FRAXを御存知ですか?
「10年後に骨折しているかどうか?」を予測するアルゴリズム。ポアソン回帰モデルでつくられています*1。骨折なんて確かに典型的にポアソン分布しそうな感じですね。
なんで僕が紹介したかというと、やや複雑な統計(P値だけで終わらないようなやつ)の医療への応用ってことで。
こんな感じの質問票に答える。
Webツールがあるほか、iPhoneアプリもあります。
最近川島なお美さんが肋骨骨折したんだそうですが
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120525-00000095-spnannex-ent
ちゃんと評価されることをおすすめしたいです。これを読んだ皆さん、特に女性の方は是非、このような骨折リスク予測システムが開発されており、リスクが高ければ適切な治療を受けることで骨折が減ることを知っているといいことがあるかもしれません。日本人の高齢女性はほとんどが骨がもろいです。これから高齢女性になる方は、早期に予防策をとることがよいと思います。